初めて宝塚歌劇を観に行った日のことはよく覚えています。私が初めて観た宝塚歌劇は2014年宙組の「ベルサイユのばら」でした。
オープニングの歌い継ぎにちょっと付いていけないかも、、とドキドキし、その後はストーリーが始まって安心しました。ペガサスにはとても驚かされました。
第一幕でとてもすてきな方がいらっしゃいました。
上手袖・花道での立ち姿のかっこよさが印象的でどなたなのだろうか、と幕間休憩に必死でプログラムを見ました。
そのすてきな方が 朝夏まなと さんでした。
あさかまなと、あさかまなと さん、と何度もお名前を確認し、何度もプログラムの写真を見ました。
第二幕はあれが朝夏まなとさんかな、あちらが朝夏まなとさんかなと思いながら見ていました。今思うとあまり精度はよくありませんでしたが、朝夏さんを見てはすてきだなと思っていました。
朝夏まなとさんは
私が初めて名前を覚えたタカラジェンヌさんです。
私が初めて好きになったタカラジェンヌさんです。
あの時には朝夏さんがとても尊敬のできるすてきな方だとは存じませんでしたし、こんなにも好きになるとは思いもしませんでしたが、あの日から全て始まったのだと思います。
いつかは今日の発表のことをあの日は、と振り返られるようになるのでしょうか。
いつか、2017年11月19日のことをあの日はと思うようになるのでしょうか。
たぶんそうなるのでしょうけれど、私が朝夏さんを初めてお会いした日は始まりでしたが、朝夏さんが退団される日は全ての終わりではありません。
ともかく、あの日まで応援するだけです。