ポーの観劇
2018年お正月公演、花組の「ポーの一族」を観に行った日の日記です。
とにかくチケットが取れなかった。
私の体感からすると、今までで一番チケットを見つけることができなかった。
当初4人で観に行く予定でしたが、4連番でチケットを押さえることができず、2人ずつに分かれての観劇でした。
2枚ずつ計4枚のチケットの確保にもかなり奔走しました。
4人で行く予定だったのが、2枚ずつのチケットが2組となると「誰と誰が一緒に行くか」が問題になりました。
じゃあ2人組になって、って昔から難しいですよね。
私は原作ファンのお姉さんと行くことになりました。そんなにたくさん話したこともなく、もちろんふたりで出かけるのは初めてで緊張していました。
何よりお姉さんが原作と萩尾望都先生の大ファンということに緊張します。
原作があるものは原作のファンの方に気に入ってもらえるか、気になりますよね。
「ビジュアル完璧!!」と喜んでいるお姉さんの横に座り、あー、これからどうしよう、小池先生の解釈がお姉さんと違っていたらどうしよう、とそわそわしている間に開演しました。
半分くらいは横に座っているお姉さん大丈夫かな~に気持ちを持っていかれていたので、一幕は明日海さんが美しかったこと、華優希さんがかわいかったことしか覚えていません。
大丈夫かな~と伺っていたんですけど、お姉さんの拍手がやけに長い。
私の横の席からやけに熱く最後の一人の拍手が聞こえる。
小池先生と仲良くできてる…!と本当に安心しました。
幕間休憩になったところで「マンガとコマ割りが同じ……すごい……美しい……」とのお言葉をいただけたので、よかったです。
2幕はリラックスして観れました。
あのゴンドラは初観劇のベルばらぶり2度目だったので懐かしかったです。
あの日から何度この劇場に来たのか、なんて。男役群舞とってもかっこよかったですね。どこを双眼鏡で見ればいいのか迷いました。
はあ、良かったね、と席を立とうとしたとき、お姉さんが泣いてました。
好きなマンガの舞台化が成功したら人間泣いちゃうんだな、と思いました。
最初は大ファンの方との観劇で緊張しましたが、一緒に観劇できて嬉しかったです。
あの観劇から約半年、花のみちで「えっブルーレイ出るの?買う」と即決したお姉さんに映像での感想も聞いてみたいと思います。